真備町つうしん katanoB

大水害から安全、安心のまちづくりへ 市民目線から調査・記録、提案していきます。

カテゴリ: 堤防

写真は小田川6.4km地点の決壊現場です。
右の〇の場所は強化された堤防で、緑地・公園となっていました。
強化堤防 呉妹駅
倉敷市と合併前の真備町が推進していた緑化構想の一部で作られました。
延長は1.2kmでした。
強化堤防 呉妹駅遠景
7月6日の23時ころから井原線の備中呉妹駅付近で越水していました(国交省の遠隔カメラで私が見たもので正確ではありません)が、写真で見ても破損した様子は見られません。

小田川の堤防を強化するとの報道があったようです。
期待していいのでしょうか?

片付け、掃除が一段落して、再建への動きが始まっています。
16日からは公費解体の抽選が始まっています。

9月5日、地元山陽放送(RSK)から高馬川が決壊していた映像が放送されました。

7月6日23時30分ごろには地元の方が高馬川から西側への越流を確認しています。
わずか30分ほどで小田川支流の堤防は決壊しています。
この映像からい貴重な情報を得ることができました。
高馬川062358ドラレコ
高馬川の堤防上から小田川方向の画像です。
貴重な情報が読み取れます。
7月6日 23時59分です。
小田川堤防上に3台、計5台以上の車と人が来ていました。
右側の集会所(流失)で地元の人が警戒をしていました。(23:30頃避難)
水面に反射する光から小田川は堤防ぎりぎりまで水がきています。
越水はまだ確認できません。
決壊して高馬川の水位はかなり低くなっています。
小田川と高馬川からの水位差から小田川から激しく高馬川の決壊場所へ流入していると思われます。
堤防上の越流で小田川からの逆流が確認できます。
高馬川062358ドラレコ

同じころ高梁川の堤防上で撮影した方がおられました。
7日午前0時ごろ 高梁川では増水しており、階段から13段の下に水が来ていました。
高梁川 070700
小田川の合流点から800m上流地点です。
現地に行ってみました。
13段目は2.1mありました。
高梁川 13段目

高馬川の越水開始    6日23時30分頃
高馬川の西側堤防が決壊 6日23時55分頃
小田川の3.5km地点では堤防ぎりぎりまで水が来ていました。
高梁川は堤防上から2.1m下まで水が来ていました。

続きます

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