真備町つうしん katanoB

大水害から安全、安心のまちづくりへ 市民目線から調査・記録、提案していきます。

国土交通省で資料をいただきました。
また、いろいろな質問にも回答をいただきました。
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小田川の樹木の水害への影響について
「高梁川の水位の上昇により小田川は池のように流れにくく
なっていたので樹木の影響は少なかった」

合流点部分の樹木伐採の予定については
「わかりません」

とのことでした。


倉敷市防災危機管理室で真備町の白地図の提供を受けました。
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高梁川と小田川の合流点から下流の樹林です。
なぜか小田川の出口だけ伐採されていません。
小田川は高梁川との合流点がボトルネックになっていますが、
洪水時には樹林が水路を狭くしています。

9月4日の朝です。台風21号が来ています。
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上流の橋から下流を撮っています。(上の写真の合流点は中央右付近)
川幅は半分まで狭くなっています。
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橋の下流で伐採はぴたりとストップしています。
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業者さんの重機類はみんな避難しています。
(右は高梁川、鉄橋は井原線。左は小田川 橋は南山橋。)
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18.09.04 09:00ごろ 撮影

小田川の川幅は約200mありますが、合流点付近では100m以下になっています。
どうやって水が流れているのでしょうか。
しかも樹林や高い河床で流れにくいと思うのですが。
ここだけ伐採していないとは・・・想定外でした。

小田川の合流点から矢掛町の境まで約9kmの樹木がすべて伐採されました。
数十年ぶりに見る風景です。
すごい費用がかかったことでしょう。
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小田川 3.5km地点から上流  09.04 08:45 撮影

樹齢はどれくらいだったのか調べてみました。
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泥でよく見えません。年輪の幅が山の木よりとても広いようです。


業者さんに頼んで切らせてもらいました。
直径30から40cmの木数本を切ってみました。
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どの木も樹齢は20年以内、14から19くらいでした。
河川敷の木の成長はとても早いようです。

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