真備町つうしん katanoB

大水害から安全、安心のまちづくりへ 市民目線から調査・記録、提案していきます。

7月西日本大水害で倉敷市真備町は甚大な被害を受けました。

私のネット環境が回復したのが8月21日でした。
じっとしていると底の知れない恐怖・不安に襲われ、現実から逃れるように働いていた片付け・掃除が一段落したころでした。

真備町の住宅は4分の3以上、行政・水道・店・工場・病院・流通・通信などは壊滅的でした。

報道では真備町の4分の1水没と報道されましたが、床上浸水のイメージです。

住みやすく豊かな真備町は2018年7月7日に全壊しました。
新聞 4分の1

今回の水害の原因はまだ分かりませんが、国も混乱していると思います。(全力で備える中国地方整備局

私たちの手で、安全・安心の町をつくる機会でもあります。

私はブログは初めてです。
今回の水害を自分自身で調べ、事例を調べます。
自然のメカニズム、小田川の過去と現在、水の流れなど基礎から治水を考えます。

真備町の未来を考え、改善・解決案を実現していきたいと思います。
今後想定される災害に備えて。

※この項目は書きかけです。随時変更する可能性があります。
 ブログタイトルは検索ワードを入れています。

ハザードマップと同じとか一致したとの記事を見るたびに私は違和感を感じます。
「一致した」、「予想されていた」で片付けてはいけないと思うのです。
※以下は素人の私の推論です。(不明な点は実験等を通じて今後確かめるていくつもりです)

真備町のハザードマップは高梁川と小田川の堤防の高さに沿っています。
増水したときに小田川の堤防が決壊したらマップどおりになります。

どのように水が襲ってくるか、どんな危険があるかまでは想定されていなかったと思います。
ハザードマップ
想定されていた「想定外」の大雨によって、堤防が7月7日の未明に決壊しました。
決壊場所 井領 国土交通省

真備町は、高梁川と小田川の強固な堤防に囲まれ、末政川や高馬川などの土手によって
船の防水区画のように仕切られていました。
まさか全部の区画が甚大な被害を受けるとは思っていませんでした。

45年前の水害は内水(市街地側に降った雨水)が原因でした。
ゆっくり水が増えてきて、町の一部が湖になって孤立しました。

支流の土手のほとんどが決壊し、そこから小田川の水が流れ込んで、家を破壊するほどの
水流が襲ってきて、気がついた時には逃げることもできず、51人もの人が亡くなる
なんて誰も想像できなかったのです。

ハザードマップを定めた倉敷市も真備支所の防災対策本部は小田川堤防決壊直後には
全ての機能を失い、職員が孤立状態となって翌日ボートで救助されています。
ハザードマップ区画
オレンジ色の線は川の土手。土手に挟まれた地区が防水区画の役割をしていました。

真備町も中国地方整備局もポンプ場を整備するなど、限られた予算のなかで万全の対応をしていました。

今回の水害は予想の範囲をはるかに超えていました。
それもとてつもなく超えていました。

ハザードマップを作成した人又は組織はこの災害を予想していたのでしょうか。
予想できていたのなら対応できるし、するはずです。
 小田川合流点 全力で備える中国地方整備局

リフォームのため1階が被災したアパートの壁解体を行っています。
今日は国士舘大学 防災・救急救助総合研究所と多摩社会福祉協議会の
皆様に援助をいただきました。

最初は5人で開始しましたが、次々にメンバーが増え、Marina T リーダーの
指揮の元、見事なチームワークで想定以上に作業が進みました。
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大家には義援金も届きません。
ボランティアの方の援助だけが頼りです。
本当に助かりました。ありがとうございました。

ヘルメットとユニホーム。なんかカッコイイです。
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今日は、はがした壁の石膏ボードを片付けました。
ダンプ満載で6回運びました。
土砂置場もかなり手狭になってきました。
土砂置場

これから家屋の解体が本格化して膨大な土砂やがれきが出ます。運搬・処分が大変です。
玉島の埋め立て地に運ばれると聞いていまが、処分場所も枯渇しています。

このがれきや土砂の使い道があればいいのですが。





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